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NetCommons3 (Github版)導入〜インストールまでの手順

はじめに

NetCommons3とは、国立情報学研究所の開発するCMS(コンテンツマネジメントシステム)です。

NetCommons3は2016/8末に公開が予定されているため、現在(2016/8/26)のところ、zipやtar+gz形式での提供はありません。ただし、Github (https://github.com/NetCommons3/NetCommons3) に公開されているもの(以下Github版)をcloneして試すことは可能です。

以下は、Github版によるNetCommons3の導入〜インストールまでの手順になります。

動作環境

動作環境として、CentOS7を想定しています。 また、以下に示す手順は、CentOS7の環境へ導入する場合の手順になります。

ただし、CentOS7以外でも同様の環境(構成)を用意することができれば、動作可能なはずです。(PHP5.4以上、MySQL5.5/MariaDB5.5以上で動作します)

なお、CentOS6はSCLあるいはRemi等のサードパーティリポジトリが必要になります。(標準リポジトリではPHPのバージョン等、動作要件を満たさないため動作させることはできません)

※上記はあくまでも私の手元環境での検証結果であり、オフィシャルで保証されている動作環境ではありません。正式な動作環境については、今後公表されると思われるオフィシャルの動作環境を参照してください。

インストール方法

以下のコマンドおよび設定を順番に進めてください。

RPMパッケージのインストール

# yum install -y tar wget php php-cli php-devel php-mysql php-mbstring epel-release php-gd httpd mariadb mariadb-server
# yum install php-mcrypt php-xml nodejs npm git
# npm install -g bower 

Composerのインストール

# wget https://getcomposer.org/installer
# php ./installer
# mv composer.phar /usr/local/bin
# cd /usr/local/bin
# ln -s composer.phar composer

NetCommons3リポジトリを/var/www以下にcloneする

  • /var/www以外でも結構ですが、その際は以後の説明を変更後のディレクトリに読み替えて対応ください。
  • 以下はrootで進めていますが、rootでなくてもかまいません。
# cd /var/www
# git clone https://github.com/NetCommons3/NetCommons3

composer updateを行う

  • 以下はrootで進めていますが、rootでなくてもかまいません。
# cd /var/www/NetCommons3
# composer update

NetCommons3ディレクトリ以下への空ファイル追加、パーミッション設定を行う

  • 以下はrootで進めていますが、rootでなくてもかまいません。
# cd /var/www/NetCommons3
# touch app/Config/database.php
# touch app/Config/application.yml
# chmod -R 666 app/Config/database.php
# chmod -R 666 app/Config/application.yml
# chmod -R 777 app/webroot/files
# chmod -R 777 app/tmp

Apacheの設定

※以下は最低限の設定になりますので、必要に応じて適宜変更してください。

# DocumentRootを以下の通り書き換える
DocumentRoot "/var/www/NetCommons3/app/webroot"

# 以下の記述を追加する
<Directory "/var/www/NetCommons3/app/webroot">
    AllowOverride All
    Options FollowSymLinks
    Require all granted
</Directory>

PHPの設定

  • 以下は最低限の設定になりますので、必要に応じて適宜変更してください。
; date.timezoneを以下の通り変更する
date.timezone = Asia/Tokyo

MariaDBのパスワード設定

  • rootのパスワードは適切なものに変更してください。
  • ここでは検証環境を想定しrootユーザーで進める(新たなユーザーを作成しない)ことを想定していますが、運用環境でお使いの場合は、ユーザーを追加する等、状況に応じた対応を行ってください。
mysqladmin -u root password root

サービスの起動

# systemctl enable httpd 
# systemctl start httpd
# systemctl enable mariadb
# systemctl start mariadb

Webブラウザでインストール環境へアクセス

インストール環境に対してWebブラウザへアクセスし、以下の画面が表示されればNetCommons3がインストール可能な状態となります。画面の指示に従い、操作を進めることで、NetCommons3が利用できるようになります。

スクリーンショット 2016-08-26 01.15.58.png