IPアドレスがDHCPから割り当てられているNICに対して固定IPアドレスのIPエイリアスを割り当てる場合は、/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0などの設定ファイルへ以下の赤文字で示す設定を追加します。
通常のIPエイリアスの割当て方と異なるのは、「IPADDR2」「PREFIX2」に加えて「BOOTPROTO2」を設定する点です。
HWADDR="**:**:**:**:**:**" TYPE="Ethernet" BOOTPROTO="dhcp" DEFROUTE="yes" PEERDNS="yes" PEERROUTES="yes" IPV4_FAILURE_FATAL="no" IPV6INIT="yes" IPV6_AUTOCONF="yes" IPV6_DEFROUTE="yes" IPV6_PEERDNS="yes" IPV6_PEERROUTES="yes" IPV6_FAILURE_FATAL="no" NAME="eth0" UUID="********-****-****-****-************" ONBOOT="yes" BOOTPROTO2="none" IPADDR2=192.168.240.1 PREFIX2=24
運用環境によっては固定IPアドレスであっても設定ファイル上にstaticで設定するのではなくDHCPサーバからIPアドレスが割り当てられる場合があると思いますが、そのような環境に対して別セグメントでプライベートなIPアドレスを割り当てたいときなどに使えます。