マイクロソフトより、Office2013とクラウドサービスがセットになった「Office365 Home Premium」がリリースされました。
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本サービスでは、Office Professional(相当)を年額99.99ドル、月額9.99ドルで利用することができ、1アカウントで最大5台のPCとMacでOffice Professionalを利用することができ、PCやMacの台数が多い方には大きなメリットがあります。例えば、家族全員でOfficeを利用している方、1人で複数のPCを所有している方、PCとMacを利用している方にとって非常に魅力的に感じるでしょう。
費用は、パッケージ版のOffice Professionalを購入するよりも安価で、3年間の利用で約3万円ほどです。(パッケージ版は、製品版で5〜6万円、アップグレード版で3〜4万円します)。サブスクリプション型サービスであるため継続利用には料金を支払い続けなければなりませんが、Officeは3年ごとにメジャーバージョンアップしますので、常に最新のOfficeを利用すると考えればパッケージ版よりもお得です。また、短期間の利用においても利用料金がパッケージ版の販売価格を上回ることが無いため、長期・短期にかかわらず費用面のデメリットがありません。気が変わって他社製品やオープンソースのオフィススイートに移行するために短期間で解約しても安心です。
その他に、Office Web Appsと20GB分のSkyDrive,1ヶ月60分のSkypeOut使用権が付属します。上記が非常に魅力的すぎるゆえにあまり目立ちませんが、SkyDriveはDropboxの代わりに利用し、SkypeOutはスマートフォンにインストールしたSkypeの無料通話分として充てれば便利に使えそうです。
まだ日本国内ではサービスが開始されていませんが、今後の日本でのサービス開始に期待です。