最近、大気が安定しない状態が何度か有りましたが、落雷による停電に備えてUPSを検討している方もいると思います。また、これから夏に向かい計画停電などの万一の事態に備えてUPSを購入しようと考えている方もいると思います。
UPSを購入する際にあまり意識されない部分ではありますが、UPS自体も電力を消費しています。消費電力を気にされる方は、UPSを導入するにあたってその点を考慮する必要があります。UPSを導入することで、停電対策は万全になったことと引き換えに、大幅に消費電力が増加するといったこともあり得ます。
例えば、以下のAmazonのリンクの製品(APC ES550)の場合、約4〜5w(実測値)の電力を常時消費しています。この程度であれば、まあ許せるかなといった値です。しかし、機種によっては、ノートPCを24時間つけっぱなしにする程度の消費電力になることもあり得ます。

- 出版社/メーカー: エーピーシー・ジャパン
- 発売日: 2010/02/24
- メディア: Personal Computers
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なお、UPSの消費電力は、一部のメーカーはWebサイトやカタログ等で公表しています。例えば、オムロンのBX50Fの場合、UPS自身の最大消費電力が20wであることがご確認いただけます。

- 出版社/メーカー: オムロン
- 発売日: 2005/03/01
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シェアの高いAPC(シュナイダーエレクトリック)製品の場合は、Webサイト等を確認しましたが、私が調べた範囲では消費電力の記載がありませんでした。
数ワット、数十ワット程度は気にしないという方は別として、消費電力の気になる省エネ志向の方は是非参考にしてみてください。