何年か前に、無線LANを使ったSkype端末(以下)がありましたが、どの製品も後継機が出ずに販売終了してしまいました。

SONY
- 出版社/メーカー: ソニー
- 発売日: 2008/03/01
- メディア: エレクトロニクス
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- 出版社/メーカー: ロジテック
- 発売日: 2006/09/29
- メディア: Personal Computers
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BUFFALO IEEE802.11b/g対応 Wi-Fiフォン for Skype ブラック WSKP2-G/BK
- 出版社/メーカー: バッファロー
- 発売日: 2007/08/31
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後継機が出なかった理由はただ1つ、端末1台あたり2万円前後という「価格の高さ」であると言えます。
Skypeを利用するほとんどのユーザーは、距離や国に関係なく無料で通話を行いたいと考えてはいるものの、Skypeに固定電話や携帯電話ほどのサービスや使い勝手、安定性を求めておらず、また使用する機材も、安価なヘッドセットやUSBフォンで十分という考えがほとんどだったため、2万円という高価な端末が受け入れられなかったものと考えます。
個人的にはSkype無線LAN端末は、Skypeを使うためにPCを立ち上げる手間が省けるため、価格の高さだけどうにかすればきっとそれなりにヒットする製品になるのではないかと思います。例えば、遠距離恋愛中のカップルであれば日々の長電話用として、中小企業においては拠点間の連絡用の内線として活用されるはずです。望みは薄いですが、今後どこかのメーカーから同じようなコンセプトの端末が安価で発売されることを期待します。