先日(8/23)、ウィルコムの欠点と今後求めること - 旅モバ。という記事を書きました。その中で、ほとんどの方には気に留められることは少ないかもしれないけれど、個人的に高く評価したい部分があります。
それは、ウィルコムは「音が良い」ということです。周りの空間の音もはっきりと聞き取れるくらいに、明瞭な音質です。ウィルコムの音の良さは、誰もが実感できることであり、かつどこの携帯キャリアにも負けないものです。
どれくらい明瞭かと言えば、例えば、自宅でテレビがついているとすれば、そのテレビから流れる音が、番組名が分かるくらいにはっきりと聞こえます。 音楽を流していれば、それが誰の何という曲であるかも分かるほどはっきりと聞こえます。 電話中に相手が寝てしまったときは、その寝息をはっきりと聞き取ることができます。
携帯電話の場合は、何かがかすかに聞こえるということまでは分かるけれど、 かすかに聞こえている内容が何かということまでは分からないでしょう。
最近では、ソフトバンクの「ホワイトプラン」をはじめ、イーモバイルの「ケータイ定額プラン」やauの「指定通話定額」といった定額あるいは準定額のサービスがいくつか出てきています。通話定額サービスを選ぶ上で「エリアを気にせず話せれば良い」と考えている方にとっては、「携帯で十分」という意見が殆どかもしれません。そのような「携帯で十分」から考えた場合、ウィルコムが選択肢に入ることは少ないと思います。
しかし、ウィルコム同士で通話した後に改めて携帯電話で通話してみると、携帯電話の「音質の悪さ」が非常に気になります。これは、ウィルコム利用者でなければ実感できないところが残念です。ウィルコムユーザーで無い方で、今後ウィルコムを利用する機会が何らかある方は、是非携帯電話と音質を比較してみてください。通話定額の安さだけではなく音質も重視したい方は、ウィルコムを選択することで高い満足感を得ることが出来るかもしれません。

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