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Googleボイスを利用してみた

携帯電話の通話料削減のために、Googleボイスを利用してみました。

スマートフォンにしてからの問題点の1つとして、通話料が高いことが挙げられます。

ガラケー(フィーチャーフォン)の通話プランでは、通話料は29円~33円/分でかつ無料通話分が用意されていました。また、無料通話の使い切らなかった分は繰り越すことが出来たりと、通話料をあまり気にする必要がありませんでした。これに対してスマートフォン向けの通話プランでは、1分42円という通話料がかかるうえに、無料通話分が用意されていません。例えば10分間通話をすると、420円という高額な通話料金が掛かります。

スマートフォンで通話料を削減するには、キャリア各社が提供する通話割引のためのオプション(ソフトバンク「ホワイトプラン」、au「通話ワイド24」)を契約する、ウィルコムの「だれとでも定額」を併用する、050PlusなどのIP電話を利用する、LineやSkypeなどのメッセンジャー系アプリの通話機能を利用するなどの工夫が必要となります。

Googleボイスは、IP電話というよりもメッセンジャー系アプリから派生したサービスで、Skype通話機能(旧SkypeOut)に近いサービスです。一般的な電話との違いは、電話番号を持たない、通話品質の保証がない、通話品質が劣る(音質、遅延など)ということです。

Googleボイスの特長

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Googleボイスの特長は、通話料が格安であることと、月額基本料金がかからないことです。固定電話は$0.03/分(約3円/分)、IP電話は$0.09/分(約9円/分)、携帯電話は$0.11/分(約11円/分)で通話が行えます。携帯電話の通話料と比べれば破格の安さであり、また050PlusなどのIP電話サービスやSkypeなどと比べても安いです。

Googleボイスを利用するには

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Googleボイスは、iPhoneAndroidでは「ハングアウト」アプリで利用することが出来ます。

Googleボイスの通話料をチャージする

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Googleボイスから発信するには、事前にクレジットの購入(チャージ)が必要となります。クレジット購入の最低金額は$10(約1,000円)です。プリペイド式のサービスで、基本料金はなく、通話可能な時間は購入済みのクレジットの残額によります。残額不足の場合は通話することができません。なお、オートチャージにも対応しています。

クレジットの有効期限は最後に発信した(クレジットを使用した)日から6ヶ月間ですが、6ヶ月経過前に発信すれば購入済のクレジットが無効にならないため、有効期限は実質無期限といえます。

Googleボイスの欠点

Googleボイスの欠点として、次の3点があります。

  • 着信用の番号を持たない(日本国内の電話番号が持てない)
  • 発信者の番号が「通知圏外」や「通知不可能」あるいは海外の電話番号で着信者に通知される
  • 遅延が大きい

Googleボイスは日本国内向けのサービスではないため、日本国内の電話番号を持つことが出来ません。また、通話相手先には日本国外から国際電話で発信されるため、ナンバーディスプレイが利用できません。

なお、もう1つの電話番号を持つ方法として、Fusion IP-Phone Smartを契約する方法があります。基本料金やユニバーサルサービス料が掛からないため、発信しなければ0円で050から始まる電話番号を運用することができます。

遅延が大きいことについては、回線の品質(回線速度、レイテンシ)によりますが、3GやLTE回線で利用した場合、約0.3~0.5秒程度のタイムラグがあり結構気になりました。例えれば、テレビの衛星中継のような感じで、ややストレスに感じるかもしれません。

まとめ

Googleボイスは格安で固定電話や携帯電話との通話を行えますが、通話にタイムラグが生じるため、通話先や通話内容を選ぶ必要があります。ゆえに、普段使いの電話としてはやや使いにくいと感じました。ただ、1分3円からの通話料や、実質期限無しで繰り越せるクレジット(チャージ)は非常に魅力的です。