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ブロードバンドルーター内蔵のスイッチングハブを使うべきでない理由

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今日、自宅の無線LAN内蔵のブロードバンドルーターがハングアップしました。これでちょっと困ったのは、ブロードバンドルーター機能だけでなく、内蔵のスイッチングハブも使えなくなったということです。

このような結果にいつかなることは予想していたのですぐに別のスイッチングハブを用意してそちらに分けました。ブロードバンドルーター内蔵のスイッチングハブは使い物にならないだろうと思いつつも、もし安定して使い続けられればスイッチングハブを増設する必要がなくなり電気代と設置スペースを節約できるなぁなんて淡い期待を抱いていましたが、ブロードバンドルーター内蔵のスイッチングハブ(特に民生用製品のブロードバンドルーター内蔵のスイッチングハブ)は予想以上に使い物にならないことや、ブロードバンドルーターと内蔵のスイッチングハブは密接な関係である(分離していない)ことを認識させられました。

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このことから言えることは、ブロードバンドルーター内蔵のスイッチングハブを使うべきでないということです。上の画像のように、大抵のブロードバンドルーターにはスイッチングハブが3~4ポート内蔵されていますが、これらのポートはスイッチングハブとの接続のみに限定しPCの接続には使わないこと、また4ポートあっても1ポートのみの使用に限定することが適切といえます。

前述のとおりブロードバンドルーターのスイッチングハブは、ブロードバンドルーターと密接にかかわっており、ブロードバンドルーター機能が死ぬと、スイッチングハブも死にます。逆も然りです。特にトラフィック(データ流量)の多い使い方には適していません。トラフィックが増えると、ルーター側の負荷が高くなり、その結果ルーターのハングアップ等の不具合を引き起こす可能性があります。

トラフィックの多い例として、PC間で大容量ファイルのコピーを行ったり、ファイルサーバを設置して複数のPCで共有フォルダの操作を行うといったものが挙げられます。最近は、動画ファイルなどの大容量のマルチメディアファイルをNASに蓄積してNAS上のファイルを直接参照することもあるでしょう。これらの操作を含め、PC等の接続に関しては、ブロードバンドルーターとは別にスイッチングハブを用意し、そちらに接続することをお勧めします。そのようにすることで、ファイルコピーに関するトラフィックスイッチングハブ内に留まりブロードバンドルーターへ流れ込むことが無くなるため、ブロードバンドルーターに対する不必要な負荷を抑制することができます。

また、有線LANのスイッチングハブだけでなく、無線LANに関しても、無線LAN機能とブロードバンドルーター機能は分けることをお勧めします。一体の場合は、内蔵スイッチングハブと同様障害が発生した際に無線LANブロードバンドルーター両機能が死にますが、分けることで一方が死んでも一方は問題ない状態となるため、ネットワーク障害における影響範囲が小さくなります。

なお、これらの構成は、業務用の高額なネットワーク機器を買わずとも、家電量販店等で市販されている民生用のネットワーク機器を組み合わせるだけで十分構築できます。民生用機器の場合は安かろう悪かろうがありますので、価格comなどをチェックして選んでみると良いと思います。ちなみに、ブロードバンドルーターのお勧めのメーカーはヤマハとマイクロリサーチです。ちょっと値は張りますが、安定性に定評があります。手頃な製品だと、最近のバッファロー製品は意外と安定しています。

マイクロリサーチ NetGenesis SuperOPT100E (100Mbps対応ブロードバンドルータ) MR-OPT100E

マイクロリサーチ NetGenesis SuperOPT100E (100Mbps対応ブロードバンドルータ) MR-OPT100E

ヤマハ ブロードバンドVoIPルーター NVR500

ヤマハ ブロードバンドVoIPルーター NVR500

BUFFALO 有線ブロードバンドルーター リモートアクセス&Giga対応 BHR-4GRV

BUFFALO 有線ブロードバンドルーター リモートアクセス&Giga対応 BHR-4GRV


もしネットワークが安定しないと感じている方は、この機会にネットワーク構成を見直されることをお勧めします。