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国内メーカーのUltrabookを比較してみる(dynabook,Lavie Z,LuvBook X)

Ultrabook製品が各社より発売されていますが、今回いくつか触る機会がありましたので、簡単にレビューしてみたいと思います。
dynabookの出来が非常に良いので他の2製品の評価が辛口になってしまっていますが、ご了承ください。また、各製品は実際に店頭で触ってみることをお勧めします。

東芝 dynabook r632

dynabook R632/28FS

dynabook R632/28FS


ネットブックの中では万人に薦められるベストな製品です。
特筆すべき点は、アナログRGB端子とLAN端子が内蔵されていることです。アナログRGB端子はプレゼン等でプロジェクタや外部モニターに接続する際にまだまだ必須です。
一般的なネットブックの場合、アナログRGB端子を利用するには変換ケーブルが必要になりますが、本製品はアナログRGB端子が内蔵されているため、変換ケーブルが必要有りません。変換ケーブルを気にしなければならないのは、無くすかもしれない、忘れ巣かもしれないと精神衛生上良く有りませんので、それが気にならないだけでも大きなメリットであると言えます。
WiMAX接続にも対応し、WiMAX契約を行えばこれ1台でどこでもインターネットを利用することが出来ます。

NEC Lavie Z

PC-LZ550HS LaVie Z

PC-LZ550HS LaVie Z


875gとどのネットブックよりも軽い上に13インチのモニタを搭載している製品です。軽さを求めるプロフェッショナルユーザーにおすすめできる製品ですが、万人にお勧めできる製品では有りません。
軽さと引き換えに有線LAN端子とアナログRGB端子が削られてしまっています。特にアナログRGB端子が無いのは致命的でしょう。例えば、プレゼンやゼミなどでプロジェクターや大型モニターと接続して使うことの多い営業マンや大学生は買ったら後悔するかもしれません。
アナログRGB端子が削られてしまったのは時期尚早であったと感じます。法人をターゲットとした製品であれば、アナログRGB端子が削られたことが大きな失敗でしょう。HDMIに対応したプロジェクターも出ていますが、世の中のセミナールームや会議室などはまだまだアナログRGB接続が主です。また、プロジェクターがHDMIに対応していても、その接続手段が用意されていない場合がまだまだ多い状況です。(プロジェクタが天井付けで、かつRGBケーブルしか配線されていない場合など)
USB-RGB変換ケーブルを接続して外部出力する方法もありますが、ネイティブなアナログRGB端子と比べて描画パフォーマンスはかなり劣りますし、変換ケーブル自体があまり安くはありません。アナログRGB端子が必要な方は、他の製品を検討した方が良いでしょう。

マウスコンピュータ LuvBook Xシリーズ(LB-X200S)


カーボンファイバー素材を採用したボディと1kgを切った重量の本機は、マウスコンピュータがこの製品に掛ける意気込みの高さを感じます。
CPUが1世代前(Sandy Bridge)であることが大手PCメーカーの製品と比較して欠点と感じますが、それ以上に残念なのはキーボードタッチが悪いこと。まず、キーの引っかかりが気になります。キーを押した時と離した時それぞれに引っかかりを感じ、ちょっと気持ち悪いなと思いました。そして、致命的であると感じた点はキー入力の取りこぼしです。キーの押した位置により、文字入力がなかなか反映されないという問題があります。キーのど真ん中を押さないと文字入力が反映されないのです。大げさな表現かもしれませんが、実際にそうなのでそう表現するしかありません。これは非常にストレスを感じました。キーボードは要改善でしょう。
その他、サポートセンターの応対にも問題を感じました。本製品のサポートを受けるために一度利用したのですが、安心サポートとは言いがたいかなと感じました。「要望として伝えます」という応対であれば良かったのですが、「仕様です」の一言で片付けてしまおうとする姿勢は感心できませんでした。きっとサポートセンターの担当者はサポート以外の業務をやりたくなかったのかもしれませんが、サポートセンターから本社へ要望を伝えることも重要なサポートとして

ユーザーとしては、製品の問題点や要望が開発者側にフィードバックされる体制が無いのではないかと不安に感じました。