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IPv6から取り残されるBフレッツユーザーがIPv6に対応する方法(サービス)

いよいよWorld IPv6 Launchの開催が明日になりました。といっても、日本時間ではなく、GMTですのであと9時間後ではありますが。
昨年のWorld IPv6 Dayは1日限りのIPv6対応でしたが、今回のWorld IPv6 Launchでは全世界においてIPv6が恒久的な対応に切り替わります。これだけでは通じない日本語ですが、要するに全世界2,500以上のサイトがIPv6に恒久的に対応するという事です。その中にはGoogleはもちろん含まれていますし、国内企業ではソニーのような大手企業やぷららなどの大手プロバイダ、個人ではGEEKなページtomocha.netなどのアルファブロガーやネット界隈で有名な方のサイトなんかも含まれています。
とはいえ、IPv6になって何が変わるか?と言えば、Webを使う限りは今のところ何も変わらないといったところが現状です。テレビがアナログからデジタルに切り替わるようになものですが、アナログとデジタルのような品質(画質)の違いがあるわけではありません。ipv6.2ch.netにアクセスして、ひろゆきが踊るかどうかでIPv6に繋がっているんだなと実感する程度で、それ以上のものは現状ありません。
前振りが長くなりましたが、今回のIPv6対応で恩恵を受けないユーザーがいます。それは、Bフレッツの契約者です。Bフレッツでは、IPv6のサービスを標準で利用することができません。このため、Bフレッツからフレッツ光ネクスト等への乗換が必要になります。しかし、マンションタイプの場合、Bフレッツからフレッツ光ネクストへの切り替えが出来ません。厳密に言えば、集合住宅内の設備がフレッツ光ネクスト対応設備にならない限り、Bフレッツマンションタイプを使い続けなければなりません。
ただし、そのような環境下においてもIPv6を利用する方法があります。次に説明するサービスを利用することで、回線がBフレッツであってもIPv6を利用することが出来ます。

OCN IPv6

315円/月〜利用可能なサービスです。L2TPプロトコルでVPNを張ってIPv6接続が出来るというものです。欠点は、開通までに5日程度かかることです。ただ、大手ISPであるOCNブランドのサービスということで安心感があります。

グローバル・固定 IPv6 アドレス割当型トンネル接続実験サービス

ソフトイーサ株式会社、筑波大学システム情報工学研究科産学間連携推進室共同のIPv6実験サービスです。
ソフトイーサPacketiX VPNを用いて上記実験サービスとVPNを張ってIPv6接続が出来るというものです。なお、オープンソースであるUT-VPNでの接続可否について言及されていませんが、UT-VPNでも問題なく接続可能です。また、本サービスは誰でも無料で利用することができます。
ユーザー登録を行うと即時でアカウントが発行されますので、思い立ったらすぐに試すことができます。OCNは5日程度掛かるのに対して本サービスはすぐにアカウントが発行され、なおかつ無料であるという点で非常に手軽です。

なお、これらのサービスは回線を選ばずに利用できるため、Bフレッツだけでなくイーモバイルなどのモバイル回線でもIPv6を利用することができます。回線の問題によりIPv6対応をあきらめていた方は、是非これらのサービスを試してIPv6の世界を覗いてみてください。